『さぁ行こうぜ!マチュピチュ!』 【3日目中盤:マチュピチュ遺跡】
絶景の世界遺産・マチュピチュ遺跡!
絶対に行きたかった、マチュピチュ遺跡まであと少しだ!
入場のゲートをくぐり、歩いて2分程経ったところで、空間が開けてきた。
この場所から遺跡を見るには、見下ろす感じになるようだ。
さぁ、いよいよ絶景を見ることになる。
凄い……
言葉が出ないってこういうことか。
…
霧でなにも見えない。
(写真だとうっすら見えているな!)
そうだよね、パラパラと雨降ってたし。
なんなら、結構降っている時間もあったし。
どうしても、山なので天候は不安定。
現地のペルー人でさえ、「天気予報は全くあてにならない」と言っていた。
石原良純の転勤先はここが良いだろうと確信。
しかし、20分程待っていると、綿アメの様な景色から視界が徐々に開けてくる。
「霧や雲が減ってきたな!」
「晴天ではないけど、晴れてきたっ!」
本当凄っ!
ここで、本当に言葉が出ない状態になる。
声帯が取れてしまったのかと勘違いするくらい。
そして、周りからはカメラのシャッター音が聞こえてくる。
鳴り止まないシャッター音を本能が拒否しているのか、耳に入ってこない時もあったくらいの絶景。
それでも曇りがちなのは、ご愛嬌で。
僕は旅先では、雨になる確率がとても高い「THE・雨男」。
以前、沖縄に行く前日に沖縄に2つ、もうすこし南の方に台風を1つ作ったこともあります。
最近では友人が、晴れの日が続くと「雨を降らして欲しい」と依頼してくるくらい。
ちなみに肉眼の方が、この写真の12倍くらい綺麗に見えた。
ようやく我に返り、次に思ったのが、
『羽田空港にあった吉野家の看板はオレンジだったかな?緑だったかな?』
と本当にどうでもいいことだった。
ちょっと味が薄めのペルー料理と軽い高山病で、頭がどうかしていたと思う。
コカの葉が違う意味で効いてきているんでしょうか。
そして、地球の裏側から30時間以上かけて良かった…
時間を掛けて来たからこそ、達成感も追加されたと思う。
これは、パワースポットと言われるのがわかる。
極端な話、景色を見なくても体感的に何かを感じる。
残念ながら、僕はスピリチュアルな要素は一切持ち合わせていない。
それでも何かを感じる。
なんだろう、なんか『異質』としか言いようがないんだ。
「この場所なんだ!?」
「異空間過ぎて、気持ち悪い!」
って気持ちになる。
もちろん、日本の神社やお寺とは違うパワーを感じさせます。
遺跡の中には住居や神殿、天体観測所がありそれがとても緻密に作られていてさらに感心させられる。
そして、なにより角度を変えてのこの絶景!!!
遺跡内は数々の石造等があります。
あと、観光客の方々。
標高が高いので、景色が良いです。
あと、観光客の方々。
毎日毎日、この秘境に4000人以上って!
その中に僕も入っているんだよな。
ペルーにマチュピチュ遺跡とナスカの地上絵なかったら、観光客はどのくらい来るの?ってくらい大事な観光スポットですね。
あっ、そろそろ僕の文章より、皆様がマチュピチュ遺跡の写真を見たいのはうすうす気づいていました。
さぁ、どうぞ…
相変わらず少し曇っていますが、それが良い雰囲気を増しています。
あっ、アルパカも写っていますね。
写真は苦手の様で、反対を向いています。
おっ、あったあった!アルパカの写真!
女の子はみんな、アルパカ大好きと思っている僕。
帰国したら「マチュピチュ遺跡でアルパカにエサあげて、ちょっと背中に乗った!」と大ウソ話をして、モテるんでないかと考えをている僕。
いや本当ね、TVや写真で行きたい場所や秘境を見るのも良いですが、人間として生まれた以上やはり『肉眼』ですよ!
もう一度言います、『肉眼』だよ。
脳のフォルダに保存して、いつでも思い出せることが出来るのはライブで体感した人だけの素晴らしい権利。
スマホやデジカメが手元に無くても出来る素敵なところ!
この遺跡はどう作られたかは諸説あります。僕はそういうのはロマンだと思っているのであまり考えすぎないようにしています。
ちょっと!知りたい!という方も見えると思うので、
マチュピチュ遺跡とは?なぜ造られた?なぜ住まなくなった?の記事を書かせて頂いたのでお読み下さい。
さて4時間程度、遺跡内を巡ったのでバスにて帰ります。
!!!!!
何!この列!!!
マチュピチュ村に戻るバス待ちの人数が多いっ!
写真が無いのが、残念過ぎる。
さぁ、並びますよ!
なぜなら、僕はチケット持っているんで。無駄には出来ない!
列は…500人以上は並んでるよな。
いや、1000人以上か。
まぁ、それでも5~10分置きにバスが来ています。
30分くらいで待てば乗れるでしょと安心していると、
おやおや、20分経っても次のバス来ないな。
物売りが凄く綺麗な景色のポストカードを売り歩いてるな。
そのポストカード、雨でちょっと濡れてそうだな。
等々、いろいろなことを思いながら…
結局バスに乗るまでに、1時間30分待った…
正直この時間は結構雨も降っいたのと、マチュピチュ遺跡をしっかり見たので体力も削られていたので辛かった。
まぁ、おそらく昼過ぎてからはこのようにバス待ちが、多少はあると思って下さい。
ちなみに、宿があるマチュピユ村までは徒歩にて下山すれば、1時間程度で戻れます。(歩道は整備されていますよ。)
ちなみにマチュピチュは現地の言葉ケチュア語で、「老いた峰」を意味します。
次は後編!
夜のマチュピチュ村散策!!!