『旅してごめんね。』

自分らしさすらも取っ払い、世間体なんて気にせずにはみ出して生きよう! 目標を持って生きることの面白さや旅の楽しさを、ガンガン伝えてしまうブログです。

『韓国 統合型リゾート【6.カジノ本番前半】パラダイスシティ・IR で宿泊&カジノ!』



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 カジノ本番開始。そして、謎の依頼。

 

だらだらモードから、少しずつ身体を動かしていこうと思う。

サイレントにしていた、スマホは気持ち良さそうに寝ていた。

 

さぁ、決戦に向けて軽く準備をして、1階にあるカジノへ向かう。

カジノの入り口にでは、パスポートが必要になるので忘れないようにする。

 

相変わらず、部屋からカジノまでは80歩程度で着く。f:id:ryuichik71:20180227204041j:plain

 

さて、カジノ内は昨日も見た景色。

煌びやかだね。

 

カジノ内の写真は、基本NGである。

 

お目当てのバカラテーブルを、ぐるっと回り自分的に良さそうなテーブルを探す。

もちろん、どのようなお客さんがいるかもしっかりと見る。

(バカラは何人か座れるように椅子が置いてあり、一応その後ろから立ちながらも、掛けることが出来る。)

 

20分くらいバカラのテーブルを中心に、カジノ内のウォーキングを楽しみ、割と日本人客が多いテーブルに座ります。

 

そのテーブルには、昨日も居たお客さんの姿がちらほら見えた。

気付けばすでに、仲間意識が芽生えており、僕たちはどうやら手を挙げ合ってあいさつする仲になっていたようだ。

ここがアメリカなら、ハグまでする勢い。

 

本当は、こうなると自分のペースが作れないので、どちらかと言うと苦手である。

バカラをプレイし、30000円(300000w)負けていたところで、テーブルを変える為席を立ちます。

『流れが悪いわ』という雰囲気は仲間意識が芽生えた日本人たちには、十分作れました。

 

ここから、少しの間カジノ内で飲食をしたり、こんなギャンブルもあるんだと見ながら、再びウォーキングをします。

弟の様子も、お互いに程良い間隔で、近況報告会をしている。

 

流れを変えたいときは、割とカジノ内をウォーキングする気持ちを、わかる人はいると思います笑

 

再び、バカラテーブルに座り、バカラをプレイします。

本当にカジノをしていると、色々な人と出会います。

 

・近くの客にうんちくをずっと教える人 (大体負けている)

・ディーラーに口が悪い人 (特に女性ディーラーには強気 そして負けている)

・ひたすら謎の暗号のような字で、メモを取っている人 (本人も読めるのか?っていうくらいの酷い書体)

・次はどっちが勝つ?とディーラーにしつこく聞く人 (ディーラーも知るわけない笑)

・負けてヤケ酒をしたのか、トイレで小ゲロしている人 (カジノは紳士の遊びですよ)

 

まぁ、本当色々な人がいる。

 

このテーブルで、バカラをプレイし勝ったり負けたりを繰り返す。

時間経過とともに、負け方向に展開は進んでいく。

こういう時は、本当に良くあります。

2分の1を、ことごとく外すんです。

 

ちなみに、カジノにはいかさまはありません。

 

ギャンブルには控除率というものがあり、カジノ側はちょっとずつ勝つようになっているからです。

 

話は戻りまして、バカラでは一番多くのチップを掛けた人が、トランプをめくる権利を得ることが出来ます。

トランプのめくり方によって、何の数字が出るのかを楽しみながらめくるのです。

トランプの端っこから、少しずつね。

バカラは、ここが本当に醍醐味!

そして、掛け金が上がるにつれて、僕にその権利が回ってくるようになったのです。

 

しかし、僕は肝心のトランプのめくり方がわかりません。

 

以前、弟に教えてもらいましたが、『そんなの常識だよ、みんな知ってるでしょ?』と分かった振りをしたアダが、たった今大きな問題として出てきました。

 

見よう見まねで、トランプをめくるようにします。

 

さぁ、僕がバカラの素人なのは、周りの客にはバレていない!

『よっしゃー』と心の中で、ガッツポーズ!!

 

そう、ここからはもはや、僕がバカラで勝とうが負けようが関係なくなっていました。

上手に、トランプをめくれるかの選手権が僕の中で始まっていた。

 

もちろん、僕の決めたルールにのっとって、チップ(お金)を掛けてはいました。

しかし、心はすでに穏やかではありません。

僕が一番多くチップを掛けた場合、トランプをめくらなければいけないので。

基本的には、どのお客さんもトランプをめくりたいのに、僕にとっては楽しみでも何でもなく、罰ゲームのようになっていたのです。

 

たくさんのチップを掛けて僕がトランプをめくらないで良い時よりも、少額でも自分がめくる状況になった時の方が手が震えるんです。

本当に誰も得しない、武者震いが発生。

 

そして、このバカラのテーブルには、日本人のお客さんもいました。

そう、徐々に気づかれ始めました。

「あの、お兄ちゃん独特なめくり方するな。」という声も、たびたび聞こえるようになっていた。

 

僕は自分の耳を折りたたみ、ポケットの中に入れて聞こえない振りをしていた。

 

その後、バカラをプレイするうちに、あのお兄ちゃん(僕)がトランプをめくると勝つという変なジンクスがテーブル内に広まった。

 

確かに、それは僕自身も実感していた。

僕がトランプをめくる役割の時は、僕が掛けた方がことごとく勝っていたのである。

でも、それを知られないように勝つたびに、僕は小さくなって存在を消していたはずなのに、バレていたようだ。

 

そこで、一つ問題が発生する。

僕より多くのチップ(お金)を掛けたお客さんが、

『僕にトランプをめくって欲しい』と謎の依頼するようになったのです。

「おいおい、ありがた迷惑だわ!」「こっちは、さっきから嫌々めくってんだぞ!」という気持ちで、憤慨していた。

このテーブルの謎の一体感は、マジでなんだって。

僕を見るみんなの目は、キラキラしており、完全に『トランプめくりの教祖』になっている。

ここにきて、トランプをめくる担当に任命。

「人の気持ちも知らないで!」とややおネエっぽい感情が出ながらも、依頼があれば、僕は日本人、中国人、タイ人、フィリピン人等のトランプをめくる役割を引き受けることとなった。

国際化は、こんなところにも現れていたんだと気づかされた。

 

そして、それが担当に任命された僕がめくると、まぁ勝つんだって。

なんなの?って思うくらい。どうだろうな、勝率は7~8割くらい。

ディーラーが準備したトランプが、無くなるまでの10ゲーム程それが続いた。

ようやく、そのトランプが無くなり僕の仕事はここで終えることが出来た。

 

本当に業務だった。

後半は機械的だったな。

 

疲れた。人の掛けた分の責任をなんだか感じてしまうのでね。

 

結果、負けていた分を少し取り返せたとはいえ、この時点で実はー20万円程になっていた。 

 

少し休憩しようということで、弟とホテル内のレストランで、とても美味い物を食べた。カジノ内のレストラン以外で食べた、最初の食事でもある。

このことは、親孝行に今だ取り掛かっていない僕らは帰国してからも、両親には言えない。

 

続きはカジノ中盤編で!

 

chikyudeasobu.hatenablog.com

 

 

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