『ラオスはどこ。vol.7 ラオス ルアンパバーン 屋台の食事とナイトマーケット』
いざ、屋台とナイトマーケットへ
アジアはどこの国でもと言っても過言ではないが、ここラオスのルアンパバーンでも屋台やナイトマーケットが数多くある。
この日の昼に知り合った、東京で教師をしているIさんと合流して、3人で夜のルアンパバーンを見回りに行く。
空芯菜は僕の次に良い性格をしているので(笑)、ゲストハウスを探している(ラオス人に英語が通じずに困っていた)Iさんを見つけて「日本人ですか?」と声を掛けたのだ。
Iさんは、ハンチングがとても似合う素敵なお兄さんだ。
ちなみに、下の名前が僕と一緒ですぐに意気投合!
「腹ごしらえが先だな!」となり屋台に向かい、チキンの丸焼きや焼き肉、カレー等を買い込んで食べることにした。
上の写真のようなお店は、皿に盛り放題で15000キープ(188円)なので相当お得感を味わえる!
3人分食べたい物を好きなだけ買っても、1000円くらいで食べ物代は済む。
屋台は特に欧米人のお客さんが多かった。
ルアンパバーンには空港があるので行きやすい場所でもあるのだろう。
そして僕らは、商店にあるだけのビールを買い込んで宴会が始まる!
Iさんの、これまでの生き方や現在の教育現場の話を聞けて、とても有意義な時間を過ごせた。
しかし、この食事が後の大惨事になるとは誰も予想していなかった。
そして、ナイトマーケットに出陣開始。
ここのナイトマーケットでは布製品、Tシャツ、絵、ランプシェードやこのあたりの民族品等々おみやげには何も困らない。
女性は特に楽しいし、嬉しい空間だと思う。
日本でも人気のある、モン族の布製品も数多くある。
ナイトマーケットは街の中心のメインの通りであるシーサワーンウォン通りで、開かれズラッと店が500mも並ぶ!
そして、この時間帯は車両は通行止めになり、歩行者天国。
ただですらラオス自体が、天国みたいな場所なんだけどね(笑)
暗くなり始めた時間から、21時頃まで開かれる。(22時までやっている場合もある。)
タイのナイトマーケットやラオス・ビエンチャンのナイトマーケットより早く閉まるので少し注意が必要かな。
あと、シーサワーンウォン通りの大きな交差点では21時くらいからトゥクトゥクと人が多く集まる。
この場所ね。
写真はその時間のものではないので、人が少ないが逆に21時以降に写真を撮るのは敬遠するぐらい人は増える。
なぜ、人が多く集まるのかと言うと…
「売春」の斡旋。
警察からの摘発を逃れる為、パンフレットの表側は、
『象に乗れるツアー』『川遊びや山登りガイド』みたいな劇的にさわやかなものだが、その下は完全に女の子関係の広告だ。
ラオス人は多少警戒をしている様子で、僕に隙間から女の子の写真を見せてくるのだが…
「…女の子のレベル高いな」と唾をのみこんだ(笑)
日本人である僕らはここらを歩く間は終始、「女の子どう?」や「良いこと出来るよ。」と日本語で声を掛けられる。
「良いこと出来るよ。」と言われた後に僕が「フットボール?」と聞いたら、
「そんなの関係ねぇ」と小島よしおで返答が来た。
文章的には成り立っても無くないが、意味はわかってないだろう。
あとは、「ラッスンゴレライ」や「ゲッツ」などのいつのギャグだよ!
と突っ込みたくなる言葉も浴びるように言われる。
…色んな意味で本当辛かった(笑)
あと、「ドラッグ」 も手に入る。
決して、欲しくてここで「ドラッグ」の話が出たわけではない。
ここラオスはタイ、ミャンマーとの3国で『黄金の三角地帯』と言われている。
この『黄金』というのは、ドラッグのことである。
「欲しいなら、ドラッグのある場所までトゥクトゥクに乗れ」
「何時にどこどこに持って行くから、待ち合わせをしよう」
彼ら(ラオス人)は僕らを警戒はしていたが、「欲しいんだろ?」と慣れている雰囲気の方が遥かに多く感じた。
ラオス人達は、観光業だけだと難しいのでこのような「ドラッグ」の販売で生活をしているのかとも思う。
そして、僕らは注文した。
「5分待てるか?」僕らにしか聞こえない声量で言われた。
手を挙げて返事をする。
ルアンパバーンの夜が深まりつつある、なんとも言えない雰囲気なので楽しみだ。
「まだ時間が掛かりそうだな」と判断して、僕はビールを買いに行った。
そして、僕がビールを片手に到着したときには、頼んだ物は届いていた。
『カオソーイ』
「ドラッグ」でなくて、申し訳ない(笑)
これが絶妙に旨い!
僕は辛めのカオソーイを注文していた。(普通のはもっと澄んだ色のスープ)
カオソーイは、ラオスやタイで人気の麺料理である。
僕が頼んだきしめんの様な麺もあれば、米で出来た細い麺、小麦粉麺など選べる店がほとんどだ。
売人の顔は、横顔だが抑えることが出来ている!!!
飲んだ後は特に最高なカオソーイ。
これが、中毒になるくらい美味いんだわ。
「世界の美味いものをたくさん食いたいな」と、こうゆう時にいつも感じる。
翌朝は、ラオスではとくに有名である托鉢(たくはつ)を見に行くために早起きだ。
次の記事に続きましたん。
皆さんに抱えきれないほど、良いことが起こりますように。
BLESS YOU