『ラオスはどこ。vol.2 タイ国境ノーンカイ(ノンカイ) ~ ラオス・ビエンチャン(ヴィエンチャン)』
ラオスとの国境近くのタイ・ノーンカイ(ノンカイ)に到着。
さぁ、ノーンカイに到着。
駅から出るとトゥクトゥクが10台くらい、エンジンを吹かしながらスタンバイしている。
トゥクトゥクのおじさんは「兄ちゃん、国境までは少し距離があるぜ!」みたいな顔をしてるので、それに乗ることにした。
外は朝焼けでむちゃくちゃ神秘的であった。
その景色に浸っていたところで、すぐに着いた。
3分で着いた(笑)
徒歩にて、15分もあれば着く距離であった。
もし、ここノーンカイ駅からタイ国境(ボーダー)を目指すのであれば、徒歩でも全然行けますので参考に。
ここにてタイの出国手続きをし、タイとラオスの国境を超えることになる。
出国手続きは、とても簡単。
パスポートとタイに入国した際にもらった入国カードがあれば、問題なく出国出来る。
日本のパスポートというだけで、海外では比較的にスムーズに事が進む。
入国審査が終わり、出たところでバスの乗車券を20バーツで購入し、タイとラオスの友好橋を通る。
ここメコン川を渡る、タイ-ラオス友好橋(フレンドシップヴィレッジ)だ。
バスを降車し、ラオスへの入国手続きをここでする。
ラオスの入国審査もタイの出国審査同様日本人なら、パスポートとここで書くラオスへの入国カードがあれば何の問題もなく出来ると思って良い。
また、ラオスへの滞在先の住所と電話番号を記入しなければならないので、宿等が決まっていればそれを書いて、宿等が決まっていなければ事前にガイドブックやネットから何かしらの住所・電話番号を用意しておくこと。
ここのゲートを通過する際、平日は無料ですが土日祝だと5バーツ支払わなければならないので、その準備はしておくと良いですね。
ここから別のバス(現地のラオス人が使っている)にてビエンチャンの中心街に向かう。
ここでは、タクシーやトゥクトゥクの客引きが、なかなか鋭く来るが上手にかわす。
空芯菜がトゥクトゥクの運転手に「バス停はどこですか?」とタイ語で聞いている。
僕は後ろから、地蔵のように立っているだけ。
トゥクトゥクの運転手は、
「ここから、バス停は遠い」「これに乗ってけ」
と返事をしたようだ。
僕らは、何人かのラオス人にも同じように聞いて回ったが、誰もが同様の返事であった。
事前の情報と違って、バス停は近くなさそうだ。
次で10人目くらいだったかな、やや年配のラオス人女性に「バス停はどこですか?」と聞いた。
すると、「スグソコガ、バス停ザマス。(ラオス語)」と教えてくれた。
『えっ!』
『むちゃくちゃ近いじゃん!』
そう、目と鼻の先にあった。
生まれて初めて、目と鼻の先という言葉を使った瞬間でもあった。
トゥクトゥクの運転手やこの国境辺りで生活や商売しているラオス人は、生活も掛かっているので観光客に料金の安いバスに乗られるより、少しでもトゥクトゥクを使って欲しいという空気が国境のエリアでは、出来上がっているようだ。
ここで、「少しでもここで、お金を使って♡」というチームプレイが出来ている。
僕らは、何十人ものタクシーやトゥクトゥクの営業をかき分けて、バス停に向かった。
タクシーやトゥクトゥクだと一台貸切ると、ビエンチャンの中心街まで400~500バーツが相場。
一人100バーツが相場と思っておいていいでしょう。
また、タクシーもトゥクトゥクも値段は変わらないので、タクシーを選んだ方が乗り心地は良いですよ。
ちなみに、バスはタクシー等の半額以下でビエンチャンの中心街へ行ける。
ちなみに、ラオスでは自国の通貨でキープという単位のものがある。
この国境辺りや街の一部ではタイのバーツも使えるので、ひとまずは困らないです。
僕らはバス乗り、いよいよラオスの首都ビエンチャンの中心街を目指す。
道路はそこらじゅうに穴が空いており、決して乗り心地は良いとは言えない。
アスファルトの道もあるが、赤土の道もある。
このバスに乗っているのは、ラオス人とわずかなツーリストと僕らだけ。
いくつかのバス停に停まりながら、少しずつ建物が増えてきた。
バスが向かっている、最終地点のバスターミナルが目的地であるので僕らは、気楽に揺られる。
ラオス国境付近から、ビエンチャンの中心街までは50分程度で着いた。
ようやく、移動タイムから解放された瞬間。
ちなみに、昨日列車に乗る前に左足を捻挫した僕は、敗戦したプロレスラーのように終始足を引きづりながら歩いていた。
いつもユニークな空芯菜は、今回の旅でもお茶目ぶりを炸裂させていたが、面白かった内容は一つも覚えていない…すまん。
皆さんに抱えきれないほど、良いことが起こりますように。
BLESS YOU